進化の旅が美容師にもたらすモノ④

進化の旅が美容師のあなたにもたらす恩恵とは
進化の旅を抜けた後に、あなたがどのような変貌といいますか、進化を遂げていくのかということをお伝えしていきたいと思います。
あなたが今どこかのサロンで雇われている身であるとすれば、どのようにしてオーナーから信用される、先輩に一目置かれ、同僚や後輩に尊敬され、お客様から心の底から愛されるような美容師になることができるのか?
後はそこから派生して、あなたの収入を右肩上がりに伸ばしていき、経済的、感情的な自由を手に入れていく、未だかつて存在しないような、誰しもがうらやむ超トップスタイリスト、もしくは美容業界を引っ張っていくエリート経営者になり人生を激変させていくのか。
この進化の旅では、まず価値観の変容というものをあなたに落とし込んでいきます。
例えば、あなたの売り上げを上げたいと考えていても、なかなか上がらないということはですね、基本的には技術が足りていないから、とか薬剤の知識が足りていないからということではなく、あなたの価値観が変容していないからということです。
結局独創的な美容業界に120%なじむことができずに、頑張りが収益につながっていないということが最大の原因になっているわけです。
しかし美容師養成所で得た学びを持ってそれを潰していくことができます。
このコンテンツを見てくれている方の中には、すでに幹部クラスや経営者の方も数多くいらっしゃるかと思うんですけれどもそういった方々にとっても「あぁ、なるほど。この道を通っていけばいいのか」という風に歩むべき道筋が可視化、目に見えるようになりますので、一つ上のステージに上がった行くことが非常に簡単になっていきます。
今、あなたが生活していくのかでどのようにしていけば進化していき、一つ上のステージに上がって行くことができるのかということが、美容師養成所で学んでいくことができるので必ず最後までご覧ください。
今回の美容師養成所ですね、この語源なんですが、全ての人が進化してもう一度生まれ変わることができる、そしてそんな素晴らしい美容師、経営者、美容学生が多く集まるコンテンツにしたいという想いをこめています。
このコンテンツ自体が美容師としてのあなたを進化させていくための、しいては人類を進化させていくためのテンプレートなんです。
人が進化するためのテンプレートと聞くと、とてもたいそうな感じがするんですけども、例えばあなたが生まれる前よりもずっとずっと遠い昔、古代ギリシャ神話というものがあったんですね。
数千年も前から語り継がれているものなんですが。
例えばこの神話なんかが、一つの宗教になったり、あるいはバイブルなんかになったりするわけです。
そういう意味では人間はそれらの神話によって学びを得て、その神話によって人間は生かされているということがあるんです。
例えば仏教で行くと、天国と地獄という考え方があります。
本当にあるのかどうかは確かめようがないのですが、たとえば確実に地獄というものが存在するとしますよね。
実際に地獄がありますよ。ということになるとあなたの毎日の態度が少し変わってくるような気がしませんか?
困っているおばあちゃんがいたら迷わずに手を差し伸べるでしょうし、誰かをだますようなこともしないですよね?
地獄に落とされたら灼熱の炎でケシズミになるまで燃やされ、閻魔様に舌を抜かれて巨大な木づちでミンチになるまでたたかれて、針の山を歩かされるんです。
あなたはお腹がペコペコなんですが2M先ではおいしいご飯を食べて幸せそうにしている人たちの映像が映ります。
あなたが近づこうとしても一向に距離が縮まりません。逆にお前が食べられるんだといわれ、スープを作っている寸胴に押し込まれるんです。
スープの中では隣にいた人と沈めあったりしてとても苦しいんですが、一度死んだあなたは2度と死ぬことができず永遠の苦痛の中で時間を過ごします。
悪いことをしたら地獄に落ちちゃうんですよ。
とか言われたらどうですか?もし道端でお金を拾ってもネコババしようとかも考えないですよね?
今でこそ悪いことをすると国や地方のルールにのっとって制裁を受けるわけなので強盗や殺人をしちゃいけないということがわかるんですけども、大昔は今のような法律なんかなかったわけなのです。
今でいう警察のようなものもないので、人々をどうやって力を合わせてうまくやっていかせようかということを考えたわけです。
そしてその時に役立ったのが警察官や裁判官などではなく神話、ストーリーだったんです。
このストーリーを決まった形をもって相手に伝えていくと、それが記憶として強烈に残りそれが絶対なものであると認識し、以後ずっと残っていくんです。
人間として生きるための指針というものです。
これを持っているから他の人と争ってはいけないよとかいう風になるんですね。
違う側面から話してみると私たちがとるリアクションや感情の変化は何かしらのストーリーによって決められているんです。
幼い時にたくさんの童話を読んでこられたかと思いますが、花咲か爺さんという話を知っていますよね?
例えば毎日花咲か爺さんの話を出勤中に読んで、会社でも花咲か爺さんを朝礼、終礼で朗読させて家に帰ってきて子供たちが「やっぱり花咲か爺さん良いよね」とか言ってたら、嘘つこうとか絶対に思わないですよね?
このコンテンツを見ている方は、【自分の意志で行う決断】の連続で生きていると考えている方がほとんどだと思いますが、その【自分の意志で行う決断】は今までの教育によって作られているのです。
教育だけでなく、生活環境や過去の体験などそういったものによって今の感情、今のリアクションが作られているんです。
だから逆に言うと、自分の意志を自在に作ることだってできるわけです。
なのでまずはそういったものなんだよということを理解しておいてください。
話を戻すんですけども、長い間語り継がれてきた神話には実は決まった形があって、それに沿って忠実に作られた神話は1000年2000年4000年と褪せることなく語り続けられます。
エジプトやギリシャはそういったような神話で栄えていた国々の一つです。
しかしこの決まった法則から逸脱して作られたものは、10年もすれば簡単に忘れ去られてしまうのです。
そういうものなのです。
映画でいうとスターウォーズやロードオブザリングなんかはこの神話の法則テンプレートに基づいて作られてます。
そして大ヒットしたのは言うまでもありません。
どうしてこの一定の形になることで、人は感情を揺さぶられるのでしょうか?なぜだと思われますか?
このテンプレートというものは人間が大きな進化をしていく時や、成長をしていくときに必ず通るプロセスなんです。
だからこのテンプレート通りに話しをされると、人が進化していくときはこういう風になるということを知っているから、例えばあなたも今までいくつかの進化を経験してきたと思うんですが、これから話していくテンプレート通りに進化してきたということを本能で理解しているから、すっと腑に落ちるというか、共感出来てグッと入り込むんです。
これはごく自然なことなんです。
人間には誰しもに成長の欲求があります。
例えば同僚でどうしようもなく仕事ができない人がいるとします。
お客様にも全然気配りできないし、なんか自信がなさげで、先輩にも仕事を任せてもらえない・・・。
そんな同僚が3か月後に急に会社を辞めて、3年後に再会したら5店舗の経営者になっていて、50人以上の従業員を抱えている。
1億位稼いでるみたいなこと言っててご飯をおごってきたとしますよね。
そうしたらあなたはどう思いますか?
成功の仕方を教えてあげるといわれたらどうしますか?もしかしたら断るかもしれませんね。
成長したい欲求があっても、ないふりをするかもしれません。
本質的には必ずあるはずなんです。
だから美容師養成所に訪れたわけですから。
もっとお客様に愛されたい、もっと豪華な暮らしがしたい、大切な人ともっと一緒にいたいとかね。
美容の専門学校時代を思い返してみてください。
グループができていませんでしたか?
・異性から評判のいいイケてるグループ
・普通の毒にも薬にもならないあまり影響力を持たないグループ
・地味で存在感のないグループ
僕は地味なグループにいたわけなんですけれども、僕もやはり人気のあるイケてるグループに行きたかったんですね。
横目でちらちらとイケてるグループを見ながら過ごしていたんですけどもまぁ、そういうランクはつけちゃいけないんですけども実際そういうのがあって上のステージに上がりたいななんて考えているわけです。
グループ内でもめて、一つ下のグループに引っ越ししていた子も見てきました。
じゃあ、私はどうやったらイケてるグループに行けるのかということなんですがここにも進化のためのテンプレートがあるんです。
先述した神話と同じことをあなたがやっていけば、下のグループから上のグループへとどんどん上がっていくことができるのです。
次回はその決まったテンプレートをお伝えしていきます。
まず進化のテンプレートというものは12段階に分かれています。
12段階で構成されているんですけども、まずは退屈でつまらない日常の世界というものがあります。
あなたは何かの悩みやストレスを抱えています。
そして非日常の世界というものがあります。
この非日常の世界というものは多くのチャレンジが待ち受ける冒険のようなものです。
日常の世界から非日常の世界へ旅立ち、そしてまた日常の世界に戻るという流れなんです。
例えばロードオブザリングの話で例えます。
なぜロードオブザリングの話で例えるのかというと、ロードオブザリングも進化のテンプレートになぞらえて作られているからです。
美しい自然に囲まれたところにホビット族が住んでいました。
そこに主人公であるフロドが住んでいるんです。
この時点ではフロドは退屈な日常の世界にいたわけです。
のどかで平凡な暮らしをしているさなかにフロドの従兄であるビルボが災いを呼ぶ指輪を手に入れるんです。
大魔法使いガンダルフはホビット村やホビット族を守るためにフロドに指輪を捨てる旅を命じます。
こうしてストーリーが始まっていくんですけども、ここからフロドは非日常の世界に突入することになります。
昼でも夜と錯覚してしまうように真っ黒い空。
地面は大きな岩がむき出していて足場がむちゃくちゃ悪い・・・・。
そして向こう側からはガイコツが襲い掛かってきそうな雰囲気満点のそういう世界に入っていくわけなんです。
これが進化のテンプレートでいう非日常の世界になります。
この非日常の世界は、日常の世界とはうって変わって全然違うものになります。
非日常の世界では多くの試練にぶち当たって、死と再生と成長を繰り返していくのですが、そのプロセスを進めていくと今度はまた緑に囲まれたのどかな田園風景の広がる村に帰っていくんですね。
勘のいい方はもう気づかれたかもしれませんが、この進化の旅というものは日常の世界と非日常の世界を行ったり来たりする旅なのです。
おっと、長くなってしまいました・・・。
では、次回もっと深く掘り下げていくとしましょう。
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